東方砕臓腑~Tale in the gore.
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2007/12 コミックマーケット73にてサークル頒布 東方アレンジ 参加者:Agai、Tifara、Kim、Tetsu、shiozawa、伝説、yna、mince pie Original music composed by ZUN
1 | Some Phantoms / 幽霊楽団 ~ Phantom Ensamble |
2 | Deport me to the moon / 竹取飛翔 ~ Lunatic Princess |
3 | 霧散する神々 / 封印されし神々 |
4 | Ultimate Brutal Truth / アルティメットトゥルース |
5 | .I ate strange bird that you always look for to hunt / 広有射怪鳥事 ~ Till When? |
6 | 茜畑に忘れられた彼女 / U.N.オーエンは彼女なのか? |
7 | 人の形が齎す意味 / 人形裁判 ~ 人の形弄びし少女 |
8 | 澁澤龍彦の河童 / 芥川龍之介の河童 ~ Candid friend |
9 | .Cool mud mud, Cute mud mud / おてんば恋娘 |
10 | .Alone in the Dark Load / 厄神様の通り道 ~ Dark Load |
11 | 流転するダークサイド / 運命のダークサイド |
12 | 黒赤緑金色マスタースパーク / 恋色マスタースパーク |
13 | ボーナストラック |
解説
堕武者グラインドによる東方アレンジ、記念すべき第1作目。 プレスCDでこそないものの、ジャケット&CDーR印刷&CD-R焼き&組み立て・シュリンク包装までを印刷業者に依頼したのも初めて。締切直前まで作業が終わらず、当時曙橋にあった「もえCDプレス」本社までマスターCDを届けに行ったのは懐かしい思い出です。 当時、東方アレンジ界隈ではブームの波に乗り、爆発的に音源が増えていることを知ったAgaiは、 「じゃあ東方の流麗なメロディを徹底的に汚しまくった作品でも信者は買うんだろうな?」と、妙に挑戦的な気持ちになったことが、東方グラインドコアアレンジに至る動機でした(最低)。 実際は意あって力足らずという状態で、リズムマシンへデータを流し込む時間が足らず、GS音源のMIDIをそのまま録音したりと冴えない内容でしたが、それでも初めてイベントへサークル参加したC79の現場では飛ぶように売れ、持参した100枚が一瞬で5枚まで減り、その残り5枚は我々に声をかけてくれた「あきばお~こく」様の営業氏の手に渡って委託頒布に回るなど、あっという間に手元からは消えていきました。 (当店で委託しませんか? という営業氏のお誘いに対し、恐る恐る「5枚でもいいですか?」と聞いた際、笑いながらも真摯に対応してくれたことを良く覚えています) これが東方アレンジ界隈の凄さか……勢いを実感するとともに、何か自分のようなものが便乗してよかったブームなのか、再考させられた結果でした。 その後、当日のうちにアルバム全曲が入ったzipがトレントか何かに上がっていたことを知り、「私から直接CDを買っていったうちの誰かがこんな酷いことを…」とショックを受けたり、ニコニコ動画に全曲がアップされ、コメントで「クソだな」と酷評されたりと、ネットの洗礼を受けていく堕武者なのでした。 楽曲に関しては、AxCxの「Some songs」のリフとマッシュアップして作ったけど誰にも気づかれなかったTr,1、作った後に「えーりん、えーりん」の連呼はパクリではないか?と思い直し、ビートまりお氏へ事後承諾をお詫びするメールを送ったTr2(冬コミの会場で改めてお詫びしたところ、気さくにOKを頂けたことが印象に残っています)、初めて利用させていただいた「あぷらじ」に投稿したTr.9などがお気に入りです。音としてはヘボいかもしれませんが、やっぱり思い入れが深いアルバムですね。